白髪のお話し

美しい黒髪は女性の容姿や容貌を形成する大きな条件です。
しかし、ある日突然、襲いかかる白髪の恐怖。それが日を追うごとに増えはじめ、美しい容姿、容貌を老相に変える時、それは女性にとっては最も恐ろしい一瞬と言えるかもしれません。
それではなぜ、白髪は発生するのでしょうか。私たちは不幸に見舞われた方や怪我や病気で闘病生活に入った方に白髪が増えることを数多く目にしております。
それではなぜ、不幸や怪我、病気等によって白髪が増えるのでしょうか。それはストレスに由来します。ストレスとは生活上の不安、不信、恐怖、怒りや熱ショック、活性酸素等により体内の緊張状態が長く続くことによって形成される生体現象です。
具体的には間脳視床下部や自律神経が刺激され、アドレナリン、ノルアドレナリン(ホルモン及び神経伝達物質)が形成され放出されるためです。
結果、不安、不信、恐怖、怒りが増幅されると同時に血管が萎縮し血流を阻害させ自然治癒力を低下させます。又、カテコールアミンという細胞障害物質が分泌されるため皮膚の老化や脱毛を促すことも珍しくありません。正にストレスは美容の敵であると考えることが必要です。一方、ノルアドレナリンはチロシン(アミノ酸)から作られるためチロシンの消耗を招き、結果、チロジナーゼ酵素の活性~ドーパキノン~ドーパクロム~インドールキノン~フェオメラニンを経て赤毛を形成させます。悪化するとフェニルアラニンの形成不全を招き、メラニン形成細胞の働きの低下、白髪を発生させます。赤毛は白髪の前兆現象、危険のシグナルと考える事が必要です。

今、激増する白髪の恐怖

白髪は老化のシンボルです。しかし、今日では小学校の児童や中学生にまでその発生が及んでおります。それではなぜストレス以外の理由で白髪が発生するのでしょうか。そのメカニズムをお話ししましょう。

第1は化学物質の乱用
化学物質の持つ毒性、刺激性、異物性、副作用などの影響により発生します。
具体的には、(1)細胞障害物質の形成(2)ギ酸(毒性成分)の形成(3)ポリアミンオキシターゼ酵素の活性による過酸化水素の形成等によりチロシン(アミノ酸)、フェニルアラニン(アミノ酸)が破壊され、白髪を発生させます。

第2は細菌増殖
抗炎症剤や殺菌剤の乱用により、皮膚の正常菌叢のバランスが崩れ、尋常菌である痤瘡桿菌や表皮ブドウ球菌が異常増殖を起こし、リパーゼ酵素(脂肪分解酵素)を異常分泌させます。
しかし、乾性肌(荒れ肌)の方の場合、分解される中性脂肪が少なく、結果、リパーゼ酵素によりチロシン(アミノ酸)、フェニルアラニン(アミノ酸)が破壊され、白髪を発生させます。

第3は体質・老化
体質遺伝による(1)フェニルアラニン(アミノ酸)の形成不全によって白髪を発生させる事があります。
その場合、ストレスや化学物質の乱用、細菌の増殖、老化によって発生する白髪と異なり治りにくいのが特徴です。
又、老化によっても同様の現象が現れます。併せて老化は(2)チロシナーゼ酵素(3)色素形成細胞の働きを低下させるため白髪を発生させます。

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